起案講評ばっかりの週だったのでテンション低めでした。民事模擬裁判の続きだけはおもしろかったですけど。交渉ごとというのはこっちの希望と相手の希望を把握して絶対譲れない部分を固めた上で,それ以外の部分でいろんな譲歩のパターンを用意することが大切だと思います。想定ルートを外れたからって驚かれるとこっちのほうがむしろ驚きますよ。
それと民裁の事実認定起案でリベンジできなかったのがショック。前回の講評で書き方は理解したのに,結局ぜんぜん間接事実をあげきれてませんでした。問題点は僕の経験則不足です。経験則不足は経験不足と興味不足から生じます。実際に不動産売買したり借金したり遺産分割したりってことがあれば強いでしょうし,してなくても興味があれば想像力で補えるでしょう。そして経験則が身についてれば記録を読む中で自然と間接事実が浮かび上がって来るはずなのです。
てことで二回試験までの起案対策はいろんな体験をして経験則を鍛えることで決定!といきたいところですがムリなので代用として事実認定の本を読んで擬似的体験をするしかないという普通の結論に至って終わり。